DIY 駐車場、駐輪場の ラインと番号の設置

 私は数年前から公益法人の理事をしているのですが、その建物の駐車スペースの枠と番号などを設置することになりました。また隣接する駐輪場も利用される方が多い時に、整然と並べてもらえるようにこちらにもラインを設置することになりました。専門の業者さんに発注すれば、それなりに本格的なものになるとは思いましたが、費用対効果や、自動車2台と自転車10台分くらい自分でできるのではないかと思い、以前にホームセンターで見た圧着式のナンバーやラインテープを思い出してやってみることにしました。

駐車場ラインなどの資材の調達

 まず区画のラインですが、幅50mmの圧着式の白いテープの評判が剥がれにくいというものでしたので、これにしました。5m巻きを2本買ったのですが、思っていたよりも自転車の区画が多くなったことから長く必要で、結局自転車の区画は破線状にしました。ハサミで簡単に切れます。

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駐車スペースは2台で、番号は1と2だけです。サイズは縦280mmと少し大きいかと思いましたが、実際にスペースに置くと小さく感じるサイズでした。



この商品はアルミ素材で圧着できるもので価格的に安くはないですがしっかりしています。

また施工用にラインなどの下地に塗る透明のプライマー(防水塗料)も購入。専用のものもあるようですが、こちらを使いました。


あとはこれらを塗ったりする為に、ホームセンターでハケやマスキングテープなどを購入。

駐車場ラインの施工

 下地などは夏の方が乾きが早いので良いのですが、なんせ8月のお盆明けは、まだまだ暑かったです。まず、正確にスペースのサイズを測ってマスキングテープでラインの場所を決めて行きます。下地を塗る幅はテープの5cmに対して約6cmにしました。
ナンバーの位置は車が停まっていても少し見える程度の手前にして、該当位置に下地を塗りました。

 自転車の駐輪幅は実際の自転車を並べてみて40cm間隔だと整然と並ぶことがわかりました。ハンドルの幅まで入れるともう少し必要ですが、余裕がありすぎるとあまり台数が入りません。きちんと並べてもらう事を前提に10台の駐輪スペースを確保できることがわかり、ラインのマスキングをしました。
このマスキングの作業が結構大変で、座ったり立ったりの連続でほぼ1時間スクワットをしているようなもので、翌日はしっかり筋肉痛でした。
マスキングした場所を下地材を塗ります。水性で割とよく伸びて塗れました。 2度塗りで2時間乾燥させました。

 午後からはライン引きです。午前は一人でやったのですが、午後は助っ人学生に手伝ってもらいました。
ラインは長さにハサミでカットして、裏紙を剥がして真っ直ぐになるように貼って行きます。空気やゴミなどが入らないように全体を貼ったあとに、プラスチックハンマーで叩いて圧着します。この作業もしゃがんでやるので、結構足に来ました。

想定どおりの出来

 駐輪場はラインが少し不足したので破線にしましたが、将来的に変更する時などはこの方が剥がしやすいとかいろいろ妥協理由を考えながら完成しました。一部鉄板の蓋がある部分はテープが貼れないので、同系色のペンキでラインを描きました。概ね思っていた通りの綺麗な区画が出来てとりあえず満足です。

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 駐車スペースの方は今まで無料だったところが予約制で有料になるので、ロードコーンにその事を書いたものを貼って運用することにしました。白いロードコーンに、サインキャップとして看板状のものが取り付けられるので、プリントネットというオンデマンド印刷に防水ステッカー注文して、常時スペースに置いて、利用者の人がコーンを退けて駐車するという運用にします。ロードコーンの価格より上に付けるサインキャップの部分が高いです。またシールも5枚だけの製作で、こちらも1枚あたり800円程度かかりましたので、 裏表でロードコーンのセットと同じくらいかかりました。
これでしばらくは運用してみようと思います。

 ちなみに私が理事をしていますのは公益社団法人京都鴨沂会で、京都府下の高校生への給付型奨学金、高校教員の研究助成、高校留学生への日本文化教室、ボランティア活動の人材育成助成などを展開しています。従いまして会館を利用していただいた収益がこれらの公益事業の財源に直結しています。会館を様々な活動でお使いいただくことで社会貢献にも繋がっている明治から続く公益法人です。どうぞ宜しくお願い致します。

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