動画撮影用のお手軽照明

LEDの進化とともに撮影用の照明機材も様々なものが開発されて価格も非常に安価になってきました。かつてハロゲンライトやタングステンなどに限定されていた光源がLEDになり発熱も少なくバッテリー運用も長時間にできるようになってきました。YouTubeでいくつかLEDの照明を紹介していますが、今回は私の使っているものをまとめてみました。

Neewer 660 LEDビデオライト

照明スタンドに立てて使うライトとして似たものがたくさん発売されていますが、Neewerの 660 LEDビデオライトは何回かアップデートされて現在の形になっており、とてもコスパの高い製品です。

ACアダプター、ケースまで付いてこの値段で、スマホからも明るさ、色温度の調整が複数台あっても出来ます。バッテリー駆動も出来ますし、とりあえずLEDのフラットな明るい光が必要な時はこれで良いのではないかと思います。
まずは4年前の2017年に初めて購入した時の動画です。

開封から最初の感想

とても明るくバッテリー運用出来るので屋外でどのくらい効果があるかを鴨川の中洲で撮影してまとめたものがこちらです。多分遠くからこの光景を見ていた人は不思議だったと思います。

夕方の鴨川でLEDライトの強さを検証

その後2年前にLEDが960個付いた姉妹品も安くなっていたので、購入してみました。

Neewer NL960 LEDビデオライト

こちらはVバッテリーで長時間に対応しているのですが、センターで全体の角度を調整するジョイントの部分が大きく、ロケに持ち歩くには今一つなので、モニター用のフレキシブルアームを使って、デスク照明のようなものとして使うことにしたのがこちらの動画です。NL960自体は660より明るいのですが、重さも含めて機動性が今一つでしたが、固定してYouTubeの撮影に使うには良いです。

物撮りやYouTubeの撮影用に

その後にこのNL960用のデフューザーがグリッド付きで安かったのでソフトボックスというのを付けっぱなしにしています。ソフトボックスを付けてもグリッドがあれば部屋の周辺には光がまわりにくくメリハリのある画面になります。

VIDEO SALON 2020年12月号 スタジオ強化計画

そして昨年はコロナでワンマンオペーレートが増えたのですが、最初に買った660がスマホから輝度と色温度を調整できるようになり、色温度の設定も数字で背面に出るようになったために、追加が2灯購入して、その時に専用のソフトボックスも購入しました。

進化したNL 660

9000円のライトと2000円程度のソフトボックスでここまで出来るとは10年前には想像できませんでした。その時の動画がこちらです。

結局古いタイプの660は、たくさん照明を使う時以外は使わなくなってしまいましたが、まだまだ進化しそうなneeewerのLEDライトです。スタンドは一般的な照明スタンドが使えますので、昔から愛用していますDedoLightの脚を使っています。DedoLightも電球がそのままLEDになれば良いのですが、なかなか難しく先日も、ローウェルのV-Lightに使えるのではないかというのをAliexpressで見つけて1ヶ月まって来たら、長さは良かったのですが、取付け部の直径が広いとだけで使えませんでした。

充電式の携帯ライト

あとはポータブルで予定していなかった暗い場所での撮影や急なインタビュー等で使っている携帯のLEDライトをこちらの動画で紹介しています。

VITOPAL R20

様々な色やフラッシュ等の効果なども付いていて、雰囲気を出したり芝居の演出にも使えそうなライトです。neewerの価格と比較して小さいのに高く感じますが、バッテリーも内蔵していて色々なシーンで使えるので1個あっても良いかも知れません。

昨年からリモートワークで照明を購入された方や検討されている方にご参考になればと思います。

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