OSXserver 10.6サーバー修復記

core2 10.6.8で2009年?から運用していた システムのHDDが破損 
サーバーを手元に置く理由は、たまにあるクラッシュなどの不具合に対応する大変さを差し引いても映像制作で様々なファイルを送ったり共有したりすることに必要なサイズと速度を保持出来てしかも安く済ませることができるからだ。ただし、構築や不具合の対応時間や精神的に乗り越えなければならない壁は低くなく、それを考えるとレンタルと甲乙つけがたい所もある。MY-iCloudを実現するにはそのあたりの覚悟とちょっとしたスキルを保持しておくということが必要だが、今回、夏の終わりに見舞われたハードディスクのクラッシュで、復旧するまでの10日間の道のりを覚書として記しておきたい。
「あれ?メール読まないな。」ハードディスクのクラッシュは突然やって来る。さっきまで動いていたのに、もう起動は出来ない・・。
とりあえずtime machineをカスタマイズしてバックアップしているデータからの復旧を試みる必要がある。そしてディスク以外が壊れていた時の替えのために、1台新しいものを購入。現在はOSXserverは10.8になっているが、現在使っている10.6を搭載したMacminiがたまたま売られていたのでそれをバックアップ用に購入。壊れたディスクも新しいものに変えるために1Tの2.5インチハードディスクを2個購入。木曜の午後に壊れて、土曜の朝のヤマトさんの到着で復旧が始った。
1. 新規購入(core2 10.6 2011)を使いtime machine バックアップから移行を行なう。 
設定中にエラー、アップグレディングサービス、と出る
再起動で起動できるが、open directoryがローカルになってしまい、これまでのユーザーにアクセスできず。
2. 壊れたサーバーのハードディスクを取替えて新しいものにして同様の移行をするが同様にエラー(ミラーリングの初期化をしてディスクを最初に試したがこれもダメ)
3. 調べたところ、ディスクから起動して日本語を選んだ次のの画面でユーティリティーなどの選択肢からtime machineのバックアップから復元を選べば問題無いようなことを知る。
試したが再起動で起動せず。がっくし。
time machineはまったく同じ機種でないと復元できないので、マシンが壊れて新しくした場合は設定関係はお手上げ。(新しい機種では復元は受け付けられずできない)
 再度トライするが同様に起動しないので、ディスクで立ち上げてユーティリティーのディスクのアクセス権の修復を実施。立ち上がるようになって、ほとんどの機能は大丈夫のように見えたが、唯一open directoryのpasswordserverが起動できず。後少しでダメ。open directoryは全てのユーザーのパスワードなどを管理しているためこれが起動しないとどうしようもない。

 4. いろいろ捜していたら2010年の8月に10.6.4でバックアップをとったクローンディスクが見つかった。CCC(カーボンコピークローナー)でバックアップしたもの。

 このデータから移行を試みる。移行成功。システムなどの設定がうまく引き継がれopen directoryも起動した。このシステムをベースにwebなどのデータを最新に入れ替えた。ただし、カレンダーサーバーだけうまく動作せず。
 5. 再度4でほぼうまく行ったディスクをさらにCCCでクローンを作りこれをを使い、CDからインストールした新シハードディスクを乗せた旧マシンにOSをディスクからインストールして移行させる。全ての設定がうまく可動。やっと修復に至るが、cssのcgiを入れ直した。ほぼ復旧と思われる。ここまで約10日間。
 6. さらにバックアップ用に新しマシンのディスクを0書き初期化してOSをインストールして、全てうまく行ったマシンのCCCで作ったクローンデータを移行。バックアップマシンも完成した。ふっー。
 いろいろ試したりあがいてみたが、結局手作業でファイルを入れ替えたり、ターミナルで変更を入れたりしても不具合は闇の中であった。得策としてSreverOSインストールの時にだけ出来る「移行」を使ってシステムの設定を受け継がせると、同じバージョンであるならはほぼうまく可動する事がわかった。カレンダーサーバーはiCal、iPhoneとも同期出来て便利だし、10.6.8であと5年は動いて欲しい。
現在、御覧のページもその復旧サーバーで稼働中。
 大きく変更を加えた後は必ずCCC、快調な動作のCCCをとる。平行してtime machineでデータの保全。両方やって憂い無し、、かな。

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2018.07.30追記
結局2018年になって、この10.6サーバーは不具合が出て、Macのserverアプリに手動で移行しました。シンプルになった分、使いにくさもあって、将来的にはAppleはserverアプリを縮小してゆく方針を打ち出しましたので、そろそろ見極め時かと思っています。

束芋:tabaimo imomushi -2010-芋蟲 from Ufer! Art Documentary on Vimeo.
束芋:tabaimo imomushi -2010-

日本語/English Subtitles

imo-laをリリースした2007年の秋、束芋はロンドンの北の街、ヨークでシャネルのモバイルアートに出品するat the bottomのプロジェクションテストを行なっていた。前年から構想していた作品の形がようやく見え出した。 今回のストーリーはここから始まる。2007年の年末に横浜美術館でGoth展に参加、2008年はニューヨークのジェームス・コーハンでの個展、ハラ・ミュージアム・アークの真夜中の海の新しい展示、そしてモバイルアートが香港をスタートとして東京、ニューヨークを巡回。秋にはデンマークのルイジアナ美術館の「マンガ」というグループ展に参加、ギャラリー小柳の個展を経て、翌2009年はストックホルム近代美術館で個展。そして12月には横浜美術館で始った「断面の世代」へと続いて行く。また2008年10月からシンガポールの版画工房STPIに3回の滞在制作を経て完成した作品を2010年にら発表、2010年は、フィアデルフィア美術館のグループ展、ニューヨークの601 Artspaceでの個展、ロンドンのパラソルユニットの個展を経て国立国際美術館の「断面の世代」。今回のドキュメンタリーではこのロンドン、パラソルユニットあたりまでを束芋の回想によるロードムービーとしてまとめた。
出演・束芋  監督・岸本 康
本編映像 47分

Tabaimo (b.1975) converts her hand-drawn images into animation on a computer and incorporates them into installations using multi-projection and other means of expression. In 2009, 10 years after her debut, her major solo exhibition : “DANMEN” was shown at Yokohama Museum of Art and at The National Museum of Art, Osaka (2010). The film documents the three years prior to the exhibition and includes interviews in which she reflects on each project.
Featuring Chanel’s “MOBILE ART” , “Manga!” at Louisiana Museum of Contemporary Art, her solo exhibition at Moderna Museet and her residency at the Singapore Tyler Print Institute in Singapore, the film contains 11 works of the artist as well as their production process and shows how her large installation comes into being.

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