ワイヤレス フォーローフォーカス Tiltaを使ってみた

Tilta Nucleus-Nano ワイヤレス レンズコントロール

ケースにこれだけのパーツが入っていてAliExpressで3万円切ってました

Tiltaというメーカーの Nucleus-Nanoは、ワイヤレスのフォーローフォーカス、あるいは電動ズームが出来るシステムでAliExpressで見つけた時は$229でした。よくこんな低価格でできるなぁと思えるシリーズとして、やはり深圳のメーカーです。

機能としてはA-B端の設定が可能ですが、ダイヤルの回転角が決められないので、送り角度の調整が自由に設定できないのが欠点ですが、それ以外は良くできています。早くファームウエアを更新してスマホから回転角を自由に設定できるようにしてほしいところです。

使い方は動画にまとめました。

 

 

JPWiMAX

使える現場としては次のようなところが考えられます。

  • フォーカスを微妙に送って繊細にピッタリと決めたい。
  • 舞台などで暗くてフォーカスが掴めないが、事前にフォーカスポイントが決まっていて、そこに確実に合わせたい。
  • A点からB点にフォーカスを送りたい。

特に映画などではAB点の送りはよく使われますが、現状のNucleus-Nanoでは、ABを設定するとダイヤルの回転角約340度がABの範囲になりますので、その距離が近い場合、かなり微妙に動くのでダイヤルをスムーズに動かす必要があります。ダイヤル自体は昔のジョグシャトルのようにくるくる動くですが、ダイヤル全体を手で掴むと、等速で回転さすのが難しく、フォーカスの動きにムラが出ます。なのでシリコンのポッチを貼り付けました。(動画参照)これでシャトルのようにスムーズに動かせます。

その他に気になったのは、ダイヤルの液晶に0-999の現在地番号が出るのですが、とても小さくて現場では読めないし、屋外では輝度が不足して電源が入っている事を確認するのがやっとで、最初は電池がなくなったかと思いました。

+234と表示されている文字の幅は1ミリないくらい

電池は単三に似ている3.7Vの充電池で簡易の充電器も付属していますが、マイクロUSBのポートから電源を供給する事も出来ます。モーターの方にはマイクロUSBから電源供給が必要なので、Vバッテリーから二股のマイクロUSBで供給も出来ます。

フォーカス範囲の小さい動きの場合はダイヤル自体にシールで印をしておけば、回転の両端がABになるよりも動かしやすいと思います。事前に畜光テープでマークすれば、真っ暗な場所でもフォーカスを合わせられます。

暗転でもこのくらいまで見えます

現在TiltaのスマホアプリにNucleus-Nanoの項目もあるのですが、何ら動作はしない状況です。おそく将来的にここから動かす角度設定ができるのだろうと思います。回転の粘性みたいなものも変化出来ればさらに良いですがそれは無理そうです。ダイヤルの枠が木製で多分手作業で作られているような所もなかなかメーカー魂感じます。今後の展開にも期待したいメーカーです。

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