麓に住む 中川佳宣1995-2004

 中川佳宣のアトリエと住まいは、比良山系の麓にあります。
私が初めて作ったアートドキュメンタリー「中川佳宣 1984-1994」から早くも10年。2作目を作る事になりました。そしてそのタイトルが「麓に住む」です。大阪から移り住んだ中川は、その環境で自己の制作について何らかの確信を得た様です。今回はそんな断片をご覧戴けるものになっています。勿論、比良の山も登場します。
 そんな訳で、何回か比良に登りました。右写真は先週の土曜日に行った比良スキー場跡地です。新緑の美しさ、水と空気の清々しさはを写真でお伝えするのは難しいですが・・・。
「麓に住む 中川佳宣1995-2004」は8月頃の発売予定です。

それで発売したのがこちら。
麓に住む 中川佳宣1995-2004
その後、この作品はモントリオールの国際芸術映画祭に入選しました。賞の候補にはなりませんでしたが・・。


2018追記

この投稿、2004年に作っていた中川佳宣のドキュメンタリーですが、結局彼が比良の麓に住んでる事と、比良登山とがうまく連動して作った形跡があります。


麓に住む 中川佳宣 1995-2004 / Living in the foot of a mountain Yoshinobu Nakagawa 1995-2004 from Ufer! Art Documentary
幼い頃に見た風景、形、そして匂いや雰囲気というものは、意識せずとも必ずその人の脳裏に宿っている。
現代社会での人間のいたたまれない行動や行為は、その脳裏の記憶が剥がされてしまったのか、もしくは違う何かがそこに記録されてしまったための自然現象なのかもしれない。
そして文明への憧れに幻滅する時、人は自然に回帰するに違いない。
植物からインスピレーションを得たという中川佳宣の作品は、そんな記憶の断片を形にしてきたのではないだろうか。彼の20年余りの作家活動は一貫してその繰り返しであった。
10年程前に滋賀県の比良山の麓に移り住み、都市では見えにくい視点で作り込まれる作品には、我々の求める答の断片が仕込まれているかもしれない。
本作品では、この10年間の主な展覧会や制作風景、インタビューを通して、中川作品に触れる。
The scenes, the shapes, the smells and the atmosphere that we experienced when we were young, inhabit our minds whether we are aware of it or not.
We, in our modern society, witness men’s cruelty. These acts we witness are the natural consequences of the loss of memory from our consciousness or the imprinting of a different memory. Once men lose their aspiration for civilization, they return to nature.
Inspired by nature, Yoshinobu Nakagawa’s work seeks to form these pieces of memories. His 20-year career is testament to this fact. Nakagawa, who has lived in Shiga surrounded by the Hira Mountains for about ten years, applies a perspective to his work that is alien to urban life. In his work we find answers to some of the basic questions of existence.
The film introduces Nakagawa’s works through his exhibitions over last ten years, his working environment, and interviews.
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